前へ ホームページへ ドイツ紀行目次へ 次へ |
「ヴェーヌスグロッテ」の隣(遠いけど)にあるのが「ムーア人のキオスク」。
リンダーホフ城で買ったガイドブックを見て驚いたのは「フンディングヒュッテ」なるものがあること。 真ん中にトネリコの木が立つ「フンディングの小屋」は、僕が大好きなワーグナーのオペラ《ワルキューレ・第一幕》、双子のジークムントとジークリンデ兄妹の濃厚な近親相姦の舞台だ。 思い返せばヴィスコンティの映画『ルートヴィヒ・神々の黄昏』にもこの小屋が出ていて、ホモ軍団の乱痴気場面があったような記憶がある。 地図を見てみると駐車場の正反対で遠いし、1990年の再建だということで行かなかったが、ちょっと惜しかったかと後悔している。 リンダーホフ城には、これもワーグナーのオペラ《パルジファル》に出てくる「グルネマンツの庵」もあったそうだ。 あとは、お城で撮った写真を並べておこう。
リンダーホフ城から直接ガルミッシュに行きたかったが、ここから出ているバスはオーバーアマガウに戻る路線(1時間に1本くらい)だけ。 タクシーもない。
やむを得ずオーバーアマガウ駅に戻ったが、ガルミッシュ行きのバスまでは1時間あり、駅前のカフェで昼食のピザを食べながら、バスを待つことにした。 このような時間の無駄は惜しくて仕方がないのだが、鉄道でムルナウまで戻る方が時間がかかりそう。 この辺りの説明は(9)にのせた地図を見ていただくと分かりやすいかと思う。
|