ニュルンベルク・ミュンヘン紀行  2006年5月5日 (金)
(13) リンダーホフ城(3)
 フンディングヒュッテ

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 「ヴェーヌスグロッテ」の隣(遠いけど)にあるのが「ムーア人のキオスク」。
 
ムーア人のキオスク その内部


 リンダーホフ城で買ったガイドブックを見て驚いたのは「フンディングヒュッテ」なるものがあること。
 真ん中にトネリコの木が立つ「フンディングの小屋」は、僕が大好きなワーグナーのオペラ《ワルキューレ・第一幕》、双子のジークムントとジークリンデ兄妹の濃厚な近親相姦の舞台だ。

 思い返せばヴィスコンティの映画『ルートヴィヒ・神々の黄昏』にもこの小屋が出ていて、ホモ軍団の乱痴気場面があったような記憶がある。

 
 
 地図を見てみると駐車場の正反対で遠いし、1990年の再建だということで行かなかったが、ちょっと惜しかったかと後悔している。

 リンダーホフ城には、これもワーグナーのオペラ《パルジファル》に出てくる「グルネマンツの庵」もあったそうだ。

 あとは、お城で撮った写真を並べておこう。

高台から 噴水が上がっている=30分経過
上から見たカスケード(多段滝) 宮殿のアップ
下から見たカスケード・寝室から見える 噴水=また30分経過


 リンダーホフ城から直接ガルミッシュに行きたかったが、ここから出ているバスはオーバーアマガウに戻る路線(1時間に1本くらい)だけ。
 タクシーもない。

駐車場 オーバーアマガウ行きのバス


 やむを得ずオーバーアマガウ駅に戻ったが、ガルミッシュ行きのバスまでは1時間あり、駅前のカフェで昼食のピザを食べながら、バスを待つことにした。

 このような時間の無駄は惜しくて仕方がないのだが、鉄道でムルナウまで戻る方が時間がかかりそう。
 この辺りの説明は(9)にのせた地図を見ていただくと分かりやすいかと思う。
 
駅前のカフェで昼食 ピザ
ムルナウ行きの列車 ガルミッシュ行きのバス
 
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