前へ ホームページへ 紀行目次へ アンドレアス・ホーファー |
マントヴァはクレモナより大きい街のようでしたが、それでも駅前にタクシーはいませんでした。 エルベ広場にはサンタンドレア教会が建っていました。
マントヴァといえば、もちろんヴェルディのオペラ 《リゴレット》 の街です。 街の中心であるソルデッロ広場には巨大なドゥカーレ宮殿が建ち、これがマントヴァ公爵の館でしょうか。 マントヴァ公爵に仕える醜い道化師リゴレットは、美しく清純な娘ジルダを人目に付かないように隠し育てている。 彼女が初めて愛した学生は、実はマントヴァ公爵だった。 公爵の家来はジルダを誘拐し、公爵はジルダを宮殿で強姦する。 愛する男性に強姦されたジルダは、父親リゴレットに「辱めを受けた」と訴える。 娘の仇を取るためにリゴレットは殺し屋を雇うが、ジルダは自分を辱めた公爵の身代わりとなって殺される。 感動的なストーリー‥‥ですかね? ヴェルディのオペラって、いつもストーリーがおかしくて、僕は付いて行けません。
ジルダが辱めを受けた部屋を探してみるかと宮殿に入りましたが、部屋は全部で500近くあるそうで、とても探せません。 公開されている部屋は壁や天井に装飾が施され、大きなタペストリーが架けられ、その豪華さは驚くばかりですが、イタリア語が分からないので、何が何だか詳細不明です。 広場の端にはリゴレットの家があり、宮殿から100メートルくらいでしょうか、多くの観光客が出入りしていました。 インフォメーションになっているのかな? 庭には有名なリゴレットの像が立っていましたが、雰囲気が良く出たものかと思いました。
マントヴァはチロル独立戦争の英雄、アンドレアス・ホーファーがナポレオンにより処刑された街です。 どうも近くにホーファーの埋葬された記念碑があったようですが、次の機会があれば訪ねてみたいと思います。 15:43マントヴァ発 17:40ミラノ・ランブラーテ着 こうして予定が一つ一つ終わっていき、旅行も最後に近づいています。 本日の夕食は昨日気に入った「ガレリア」で本場のピザとオレンジジュース。 最後にスカラ座とドゥオーモに挨拶して、今回の旅の終わりです。 その後、5月23日に行われたサッカーの欧州チャンピオンズリーグの決勝戦でACミランがリバプールを2−1で破り、4季ぶり7度目の欧州制覇を果たし、ドゥオーモ広場が歓喜する群衆であふれた映像が、世界中に放映されました。
ホテルからリナーテ空港までは驚くほど近く、タクシーで15ユーロでした。 10:25 ミラノ・リナーテ空港発 11:45 フランクフルト空港着 14:30 フランクフルト空港発 08:55 中部国際空港着 |