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バスを「ミラベルガルテン」で降り、地図を見ながらモーツァルティウムを探します。 本日のコンサートは7時半開演ですが、もちろん開演時間には間に合いません。 ロビーにも廊下にも人がいないコンサートホールは、けっこう不気味です (^_^; 。 大ホールは華麗な内装の美しいホールですが、椅子は木製で居心地が悪く、エアコンがないのか蒸し暑くて参りました。
『室内楽コンサート』 モーツアルティウム 大ホール 2007年8月12日(日)7:30PM バイオリン:レオニダス・カヴァコス チェロ :Gautier Capucon ピアノ :エリザベス・レオンスカヤ カヴァコスはギリシャ出身で、1988年(21歳)、ジェノヴァのパガニーニ国際コンクールで第1位を獲得したヴァイオリニストです(第2位は諏訪内晶子)。 僕が聴いたのは二曲目のチャイコフスキーのピアノ三重奏曲『偉大なる芸術家の思い出に』。 出だしはまだるっこしかったのですが、だんだん盛り上がりまして、最後は熱く燃え上がりました。 座席でさえあれほど蒸し暑かったのですから、照明を受けながら熱演する彼等は大変だったろうと同情しました。 一曲目のシュニトケの弦楽三重奏曲には、ヴィオラのキム・カシュカシアンが出ていたようです。 久しぶりに彼女の名前を見て、「こんな所にいたのか」と懐かしく思いました。 |