前へ ホームページへ 紀行目次へ 次へ サウンド・オブ・ミュージック |
本日はパノラマツアーズで、「サウンド・オブ・ミュージック・ツアー」。 前日にホテルで予約しておけば、ホテルまで乗用車が迎えに来てくれます。 ミラベル庭園で乗り換えたバスは大きいバスで、満席でした。 ガイド嬢の話では、オーストリアとドイツの人は映画『サウンド・オブ・ミュージック』を知らない、映画の存在さえも知らない、という事です (@o@) 理由は「嘘ばっかりだから」 (^_^; 。 まず到着したのはトラップ邸の庭園となったレオポルツクローン城。 映画に出てくるのは庭園だけで、建物は出て来ません。 お城の右後ろにガイスベルク、左後ろにホーエンザルツブルク城塞が見えますが、映画には出てきません。 お城の正面に見えるウンタースベルクは何度も映画に出てきます。 この池で、子供達がボートから落ちるシーンが撮られました。
その後08年8月に、タクシーに乗ってレオポルツクローン城の庭園に入ることが出来たという羨ましすぎる方から、写真を提供していただきました (^_^) 。 庭園からはウンタースベルクだけではなく、ホーハーゲルも見えるんですね。 レオポルツクローン城はホテルとして宿泊も出来るそうです。 Salzburg Global Semminar, Schloss Leopoldskron http://www.schloss-leopoldskron.com
07年に戻って、次に到着したのがヘルブルン宮殿。 ここは映画とは関係ありませんが、トラップ邸の庭園にあったガラスのパビリオンが移されています。
ヘルブルン宮殿のそばに下の写真の道があって、ガイド嬢はこの道で『自信を持って』が撮影されたと言っていたと思うけれど、実際は違います。 でも、ジュリー・アンドリュースのように飛び跳ねながら写真を撮っている人が多かったです。
そしてバスはザルツカンマーグートに入り、モントゼーに到着します。 僕がパノラマツアーを使ったのは、個人ではモントゼーに来るのが大変だから。 モントゼーの教会では、マリアとトラップ大佐の感動的な結婚式のシーンが撮影されました。 しかし、教会の受付やグッズ売り場にはまったく『サウンド・オブ・ミュージック』のポスターや絵はがきがありません。 心配になって受付のお姉さんに「ここで『サウンド・オブ・ミュージック』の結婚式のシーンが撮影されたのですか?」と聞いたところ、「そうですよ」とにっこり笑って答えてくれました。 僕は改めて「オーストリアとドイツの人に映画『サウンド・オブ・ミュージック』は無視されている」ということを実感しました。 実際のトラップ夫妻は、1927年11月27日にノンベルク修道院で結婚式をあげました。
ここからザルツブルクに帰るツアーと別れ、僕はザンクト・ギルゲンに行かなくてはなりません。 インフォメーションで尋ねたところ、昼のバスはスクールバスだけ。 そこでタクシーを依頼したところ、タクシーは15分で到着しました。
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