前へ ホームページへ 紀行目次へ 次へ サウンド・オブ・ミュージック |
夕食はカフェ・トマセッリで、「地球の歩き方」推薦の「フワフワのオムレツ」。
メンヒスベルクの岩山をくり抜いた「フェルゼンライトシューレ」は、映画『サウンド・オブ・ミュージック』の音楽祭会場となったホールです。 フェルゼンライトシューレの意味はFelsen (岩壁)、Reitschule (馬術学校)、だそうです。 『サウンド・オブ・ミュージック』が撮影された1965年には、このホールに側壁はあっても屋根はありませんでした。 映画でも、劇場の上に青い空が見えています。 この舞台の前に、1970年、屋根と1549席の座席を持つホールが建てられました。 今でもオケピットの上はオープンエアです。 この日はプラスチックの屋根が架けられていました。
ハイドン 《アルミーダ》 フェルゼンライトシューレ 07年8月15日(水)7:30PM 指揮:アイヴォール・ボルトン 演出:クリストフ・ロイ アルミーダ:アネッテ・ダッシュ リナルド:ミヒャエル・シャーデ ゼルミーラ:MOJCA・エルトマン(モイツァ・エルトマン) 管弦楽:ザルツブルク・モーツアルティウム・オーケストラ このオペラは初見なのに、予習もせずの観劇です。 舞台には巨大な薪藁が束ねられた物が置いてあるだけ。 第一幕も第二幕も同じ装置で、舞台衣装は普段着。 これでは、誰が何処で何をしているのか、ストーリーがほとんど分かりませんでした (^_^; 。 ハイドン本人がこの舞台を見ても、喜ばないだろうと思いました。 舞台の左手には急なスロープがあり(音楽の友10月号102P参照)、兵隊でしょうか、団体が突然現れ、全力疾走でスロープを駆け上がり、舞台奥に落ちていく。 意味は不明でしたが面白くて、彼等が出てくるのが楽しみでした (^_^) 。 キャストはゼルミーラ役のエルトマンが圧倒的に可愛かった。 声も良いし、これからの活躍が楽しみです。 ハンブルク出身の人のようですが、「MOJCA」って「モイカ」でいいんでしょうか? オペラが終わり、舞台と客席が明るくなると、岩山をくり抜いた96のアーチが見えてきました。
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