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中部国際空港(セントレア)から国際便の撤退が相次ぎ、次はフィンランド航空かと危機感を持って、今のうちにシベリウスのフィンランドとグリーグのノルウェーを訪ねることにしました。 そうしたら、エール・フランスのパリ直行便の方が運行停止になるそうで (@o@)、読み間違えました (^_^ゞ。 中部国際空港 11:00 ヘルシンキ着 14:45 夏時間で時差は6時間だから、ヘルシンキ到着は日本時間20:45になります。 乗っていたのは10時間ですか。 空港で荷物が出てこずに、貴重な1時間のタイムロス。 直行便なのにこれでは困ってしまいます。 4~5人のトラブル仲間がいたようです。
エアポート・タクシーはヘルシンキのホテルまで 25ユーロ。 『地球の歩き方』には22ユーロと書かれていると言ったら、「その本は古い」と一蹴されてしまいました (^_^ゞ。 初めての街で、スーツケースを引きずりながらホテルを探すのは大変なので、納得できる値段なのではないでしょうか。 エアポート・タクシーは乗り合いタクシーですが、1時間のタイムロスがあったので、乗ったのは僕一人でした。
ホテルにチェックインして、すぐに街に飛び出します。 まずはヘルシンキ中央駅で両替。 中央駅は実に立派な建物で、大変混雑しておりました。 北欧で駅を尋ねるときは、レイルウェイ・ステーションと言うと分かりやすいようです。 看板表示はフィンランド語が多く、何が何やら分かりません。 両替機は「OTTO」というそうで、やっと現金を確保しました。 その後は、街のあちこちで「OTTO」を発見しました (^_^) 。
続きまして、ストックマンデパートの8階に、チケットオフィス「リップパルベル」を訪ねます。 『地球の歩き方』には7階と書いてありましたが、実際には8階にありました。 番号札を取って待つ銀行スタイルです。 前もってインターネットで調べたところでは、今夜は国立オペラ劇場で《フィガロの結婚》、明日はフィンランディアホールで「ヘルシンキ フェスティバル」がある予定です。 旅行の日程を決めたときには、まさか8月にオペラやコンサートを聴けるとは思いませんでした。 チケットは無事に確保できたのですが、オペラハウス1階の座席は端から端まで一列で、間に通路がありません。 いつものように「アイル(通路寄り)と頼んだら、当然ながら一番端の席になってしまいました(44ユーロ)。
「ヘルシンキ フェスティバル」のプログラムはピエール・ブーレーズ率いる現代音楽集団「アンサンブル・アルテンコンタンポランⅡ」だそうで、これには仰天しました(59ユーロ)。 まさかヘルシンキでブーレーズの現代音楽を聴くことになるとは。 一生ブーレーズとは縁がないと思っていたのに (^_^ゞ。 |