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チケットを確保して、国立オペラ劇場に急ぎます。 オペラ劇場に行くのはトラムの4&4T番で、この路線には何回も乗ることになります。 しかし「OOPPERA」とはなんと発音するのでしょう? 「オオッペラ?」と聞いてみたんですが、「オーペラ」と発音するそうです。 国立オペラハウスは新しい建物でした。 2階のロビーが長大で、外には美しい池と噴水が見えていました。 カフェのテーブルには名前が書かれており、休憩時間の食事の予約かと思いました。
劇場内は馬蹄形のオペラハウスでした。 入りは8割くらいだったでしょうか。
モーツァルト《フィガロの結婚・FIGARON HAAT》 2009年8月13日 国立オペラ劇場(ヘルシンキ) 上演したのはSuomen Kansallisoopperaという団体で、演目は《FIGARON HAAT(aにウムラウト)》。 僕の苦手な《フィガロの結婚》でした。 イタリア語で上演され、フィンランド語と英語 (@o@)の字幕が付きました。 指揮者 Jan Latham-Koenig ジャン(ヤン?)レイサム・ケーニッヒはロンドンの《ラ・ボエーム》で聴いたことがあります。 また、ウィーンフィルのキュッヒル氏の伴奏ピアニストとして聴いた記憶もあります。 レイサム・ケーニッヒは、テンポが速くアクセントが付いた歯切れのよい音楽を目指していたようですが、序曲の最初など、オーケストラは付いて行けない部分もありました。 ユッシ・タポラの演出はまったく因習的なもので、歌手もそれほどレベルは高くありません。 このオペラはストーリーにメリハリが乏しく、このような上演を見ているのが苦痛になってきました。 国立オペラハウスに入れたことに感謝して、第一幕が終わったら帰ることにしましたが、『もう飛ぶまいぞ、この蝶々』が終わっても休憩になりません (@o@)。 結局、第2幕第1場が終わるまでの90分、休憩はありませんでした。 北欧は白夜のシーズンで、8時半でも街は明るく、危険を感じることはありませんでした。 中央駅の売店で、ソーセージとポテトの夕食です。
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