ヘルシンキ紀行 2009年8月14日(金)
7)フィンランディアホール と  スザンナ・マルッキ

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 スオメンリンナ島で手間取りましたが、本日の夜はフィンランディアホールのコンサートです。
 トラムT4を「国立博物館」で降りると、目の前にフィンランディアホールがあります。
 焦って、少し早く着きすぎました (^_^ゞ。

国立博物館前から撮影 フィンランディアホール
誰もいないロビーを通り過ぎて  
 
 
 誰もいないロビーを通り過ぎて裏に出ると、美しい湖がありました。
 僕はこの湖と噴水に見覚えがありました。
 国立オペラ劇場のロビーから見えていた噴水なんですね。

 つまり、国立オペラ劇場とフィンランディアホールは、同じ湖の両端に建っているのです。
 湖岸に降りて、芸術写真に挑戦してみました。
 ジョギングやサイクリングをしている人が多かったです。

美しい湖と噴水 芸術写真(でもない?)


 フィンランディアホールは新しいホールでした。
 フィンランディアホールでは「ヘルシンキフェスティヴァル」というシリーズが開催されておりまして、なんと今日は「アンサンブル アンタルコンテンポラリⅡ」という、ピエール・ブーレーズ率いる現代音楽集団の演奏会。
 初めてのホールには入れるのは嬉しいけれど、これから数時間にわたり現代音楽を聴かなければならないのは憂鬱でしたね (^_^; 。

フィンランディアホール  


 指揮:スザンナ・マルッキ & ピエール・ブーレーズ
  『アンサンブル アンタルコンテンポラリⅡ』

 2009年8月14日(金)7:00PM
 フィンランディアホール(ヘルシンキ)
 Finlandia-talo
 2階席で50ユーロ

 プログラムの前半はスザンナ・マルッキ(SUSANNA MALKKI)というフィンランド人の(?)女流指揮者により、2曲が演奏されました。

 最初はヤン・ロビンの『Art of MetalⅢ』で、これは力感にあふれた曲かと思いました。

 女流指揮者のマルッキは、颯爽とした指揮ぶりでした。

 演奏後に作曲者のヤン・ロビンが舞台に上がり、拍手を受けていました。

 2曲目はルカ・フランチェスコーニの『Etymo』という曲で、バーバラ・ハニガンのソプラノ独唱がありました。

 しかし、このようなコンピューターミュージックでは、歌手がどのような難しいパッセージを歌っても、機械的操作がされているのではないかと疑ってしまいます。

 ここで1時間 (@o@)の休憩に入りました。
 
 
 さて、この文章を書いているのは09年9月1日(火)の深夜ですが、昨夜8月31日(月)にはサントリーホールで、サントリー音楽財団創設40周年記念 サマーフェスティバル2009 MUSIC TODAY 21 特別演奏会<グルッペン> が行われました。

 そして、スザンナ・マルッキがNHK交響楽団の指揮をしたんだそうです (@o@)。
 世界は狭い!!
 
 
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