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トロルハウゲンに到着しますと、道が2つに分かれています。 左へ行くとグリーグ博物館、右へ行くと(傘の人々)グリーグの家があります。 真ん中に立っているのが「グリーグ・モニュメント」だそうですが、何だか分かりません (^_^; 。
グリーグ博物館で入場料を払い、ワッペンを受け取ります。 貰った地図を載せておきます。 トロルハウゲンは広い範囲に見所があるので、きっとお役に立つでしょう。
先の団体が行った道を行きますと、橋を渡ります。 橋の上から眺めると、左の緑の草屋根がコンサートホール。 中央に湖に面して赤い作曲小屋。 コンサートホールの前にグリーグ像が立っていますが、分かりますか? 橋を渡ってなおも行くと、グリーグの家が見えてきます。
エドヴァルド・グリーグ(1843年6月15日~1907年9月4日) ピアノ協奏曲 イ短調(作品16,1868年) 『ペール・ギュント』(作品23,1875年) ・1884年(44歳)にベルゲン郊外のトロールハウゲン(トロルの丘)に家を建てる。 組曲『ホルベルグ組曲(ホルベアの時代から)』(作品40,弦楽合奏版:1885年) トロル(troll)とは、北欧、主にノルウェーのお伽話に登場する妖精。 観光地のショップではたくさんのトロル人形が売られていましたが、鼻や耳が大きくて、ちょっと気味が悪かったですね。 この家はグリーグが人生に一度だけ建てた家ですが、冬の間は寒すぎて、グリーグ夫妻はヨーロッパに演奏旅行に出かけたそうです。 ベッドがあったので、「グリーグはこのベッドで死んだのですか?」と聞いてみたところ、「グリーグはベルゲンの病院で死にました(65歳)」との返事でした。
家の右横に、作曲小屋に降りる小道があります。 湖に面した作曲小屋は赤く塗られていますが、あまり趣味が良くないような‥‥ (^_^; 。 ガラス越しに苦労して写真を撮りましたが、この部屋でグリーグは『ホルベルグ組曲』を作曲したのか、と感慨にふけります。 湖を眺めながら作曲する、グリーグの背中が見えるようですね。
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