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まずは、朝の晴れている時間に上流から撮ったポンテ・ヴェッキオです。
ポンテ・ヴェッキオといえば思い出すのはもちろん、プッチーニのオペラ 《ジャンニ・スキッキ》 のラウレッタのアリア『私の大好きなお父さん』。 もしもあの方(リヌッツィオ)を愛することが無駄ならば 私はポンテ・ヴェッキオに行くでしょう アルノ川に身を投げるために。
ポンテ・ヴェッキオは両側に金細工店や宝石店がびっしりと並んでいます。 橋の中央にはベンヴェヌート・チェリーニの像が建っており、ラウレッタが飛び降りるならここしかありません。 ベンヴェヌート・チェリーニ(1500~71年)はフィレンツェの彫刻家、金細工師、好色漢 (^_^; 。 有名なペルセウス像の製作を巡るエピソードを、ベルリオーズがオペラ化しています。
ポンテ・ヴェッキオを渡ると巨大なピッティ宮が建っていました。 2階のパラティーナ美術館にはラファエッロの『小椅子の聖母』など、見るべき絵が多くありました。 美味しそうなアイスクリーム屋さんがあったので、アイスクリームを食べて、ローマに戻りました。
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