ローマ紀行 2009年1月2日(金)
22)フォロ・ロマーノ 『ローマの休日』(Ⅷ)

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 ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂に戻り、カンピドーリオの丘に登ります。
 カンピドーリオの丘を設計したのはミケランジェロだそうです。
 市庁舎前のカンピドーリオ広場には、マルクス・アウレリウス帝騎馬像が建っています。

 福原信夫先生の『ヨーロッパ音楽旅行案内』には「石段の途中にあるマンシーニ作のリエンツィ像を見落としがちになる」と書かれていたので探して回りましたが、ついに見つけることが出来ずに体力を消耗しました (^_^; 。
 
カンピドーリオ広場 マルクス・アウレリウス帝騎馬像
 
 
 この市庁舎を右側に回ったテラスから、フォロ・ロマーノが写真で見たとおりの姿で目の前に広がります。
 左手にあるサトゥルヌス神殿、セプティミウス・セウェルス帝凱旋門をご記憶下さい。
 
市庁舎を右側に回ったテラスから フォロ・ロマーノが目の前に広がる


 広大なフォロ・ロマーノですが、入口は反対側で、ぐるっと半周しなくてはなりません。
 とても遠くて参りました (^_^ゞ。

フォロ・ロマーノ入口 チケット売り場


 下の写真で人が集まっているところに「カエサル神殿」がありました。
 紀元前44年3月20日、ブルータスらに暗殺されたカエサルはこの場所で火葬されました。
 その後、皇帝アウグストゥスによって神殿が奉納されました。

カエサル神殿を眺める人々  


 そしてフォロ・ロマーノの最も奥、サトゥルヌス神殿、セプティミウス・セウェルス帝凱旋門、そして市庁舎をバックにして、アン王女が眠ってしまい、ジョーに拾われるシーンが撮影されました。

 撮影の頃に較べフォロ・ロマーノは整備されたのでしょう。
 タクシーが走ってくるような道はありませんでした。

サトゥルヌス神殿、市庁舎、凱旋門 凱旋門からサトゥルヌス神殿
 
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