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ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂に戻り、カンピドーリオの丘に登ります。 カンピドーリオの丘を設計したのはミケランジェロだそうです。 市庁舎前のカンピドーリオ広場には、マルクス・アウレリウス帝騎馬像が建っています。 福原信夫先生の『ヨーロッパ音楽旅行案内』には「石段の途中にあるマンシーニ作のリエンツィ像を見落としがちになる」と書かれていたので探して回りましたが、ついに見つけることが出来ずに体力を消耗しました (^_^; 。
この市庁舎を右側に回ったテラスから、フォロ・ロマーノが写真で見たとおりの姿で目の前に広がります。 左手にあるサトゥルヌス神殿、セプティミウス・セウェルス帝凱旋門をご記憶下さい。
広大なフォロ・ロマーノですが、入口は反対側で、ぐるっと半周しなくてはなりません。 とても遠くて参りました (^_^ゞ。
下の写真で人が集まっているところに「カエサル神殿」がありました。 紀元前44年3月20日、ブルータスらに暗殺されたカエサルはこの場所で火葬されました。 その後、皇帝アウグストゥスによって神殿が奉納されました。
そしてフォロ・ロマーノの最も奥、サトゥルヌス神殿、セプティミウス・セウェルス帝凱旋門、そして市庁舎をバックにして、アン王女が眠ってしまい、ジョーに拾われるシーンが撮影されました。 撮影の頃に較べフォロ・ロマーノは整備されたのでしょう。 タクシーが走ってくるような道はありませんでした。
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