『パリ お墓とオペラの旅』 2011年4月30日(土)
6)パッシー墓地
(ドビュッシーの墓,フォーレの墓)
  
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 トロカデロ広場のエッフェル塔と反対側にパッシー墓地がありました。
 パリの墓地はどこも、長い塀で囲まれています。

 パッシー墓地は教科書である「パリの墓地」(水原冬美・新潮社)には取り上げられてはいません。
 しかし、この墓地にはドビュッシーとフォーレのお墓があるのです。

 入口横の事務所でマップをもらい、お墓の位置を確認します。
 ドビュッシーとフォーレのお墓は近くにあるようです。
 
長い塀で囲まれたパッシー墓地 入 口
事務所 この道をまっすぐ行って、左折する
 

 ところが教えてもらった区画に行っても、お墓が分かりません。
 困っていると、通りかかったお墓巡りの中年ご夫妻から「ドビュッシー?」と声が掛かりました。

 彼らは色々説明してくれるのですが、僕が理解できないと分かると、わざわざドビュッシーのお墓まで案内して下さいました。
 ドビュッシーのお墓は歩道から3列中に入った場所で、彼らがいなくては自分で探すことは難しかったですね。

クロード・ドビュッシー  


 ついでに図々しく「ネクスト・フォーレ!」とお願いしますと、フォーレのお墓にも案内して下さいました。
 フォーレのお墓はドビュッシーの墓から歩道を挟んで反対側の2列目にありました。

 フォーレのお墓は一族の墓で、中央にガブリエル・フォーレの名前がありました。
 お墓から『レクイエム』が聞こえてくるようです (^_^) 。
 
 これからも、お墓巡りの同志とは、あちこちのお墓で情報交換をすることになります。

フォーレ家の墓 中央にガブリエル・フォーレの名前がある

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