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いよいよミケーネ史跡への坂道を登ります。 そして史跡の入口にあるのが「獅子の門」です。
なおも坂道を登ると、右手に円形墓地Aが見えてきます。 1876年、54歳のシュリーマンはミケーネの発掘に取り組みました。 この円形墓地からは男性12体、女性3体、そして子供2体が発掘されました。 その他にも数え切れないほどの黄金の指環、ブローチ、金貨などの副葬品が出てきました。 そして、有名な「黄金の仮面」をかぶせられた遺体が発見され、シュリーマンはこれをアガメムノンの遺体だと考えたのでした。 遺跡を取り囲む山々は、かつてアガメムノンやエレクトラが、そしてシュリーマンが見た山々なのです。
ここでツアーは解散となり、僕は史跡の受付にとって返しました。 この近くにアイギストゥスとクリュタイムネストラの墓があるはずなのです。 アイギストゥスの墓は簡単に見つかりました。 しかしクリュタイムネストラのお墓は、バスの出発時間まで走り回りましたが、見つけることが出来ませんでした。 けっこう広くて大変なんですよ。 受付のお姉さんによれば、クリュタイムネストラの墓はアイギストゥスのお墓と似ているそうです。
そしてミケーネ史跡に近いレストハウスで昼食の時間となりました。 ギリシャでは昼食は3時頃から始まるそうです (@o@)。
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