前に戻る ホームページ 日本紀行03年 撮影旅行目次 次に進む |
J「西湖」 西湖は富士山の北側に当たります。これで富士山を4分の3周したわけです。 西湖は風が穏やかで、湖面に映る逆さ富士の写真を撮ることが出来ました。 前にも書きましたがこの日は雲一つない快晴で、僕はただ嬉しいだけなんですが、S先生は「雲が出ませんかね」と不満なご様子。 雲一つない富士山は面白味がなく、日の出・日没の光線の変化や、雲などの飾りが富士山の魅力を増すそうです。 河口湖を通る頃には空が白くなってきました。 「こんなぼけた富士山はいけません」とのS先生の御言葉で、河口湖では写真を撮りませんでした。 僕はラベンダー畑が有名な大石公園で写真を撮りたかったのですが、厳しいものです。
K「忍野」 山中湖に近い忍野(おしの)に着いた頃にはもう日も落ちかけ、富士山には右下から斜めの光が当たっていました。 「この斜光線がいいんですよ」というS先生の御言葉で、場所を変えながら何枚も写真を撮りました。 山頂が白く輝くこの写真は、後に某氏から「てっぺんがボケていますね」との御講評をいただくことになりました。 L「二十曲峠」 二十曲峠への狭い山道は雪が積もっており、対向車とのすれ違いも大変です。 峠からは富士山の稜線が裾野まで見渡せ、赤い夕日を背にした富士山は美しかった。 ここは人気の撮影スポットで、既に翌朝の紅富士を狙う三脚が立てられていました。 「まず三脚を立てなければ」というS先生の御言葉が実感として感じられます。 帰り道では徹夜覚悟で峠へ登る車と多くすれ違いました。
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