ホームページに戻る 気まぐれ紀行03 (1)舞坂宿 |
◇東海道巡り・新居宿 (03/7/20) 新居宿には全国でただ一つ、江戸時代の関所が残っており、貴重な史跡となっています。 江戸幕府は、江戸の防衛を目的とし、各課移動の要所に関所を設置しました。 俗に「入り鉄砲と出女」といわれるように、鉄砲などの武器が江戸に持ち込まれることと、江戸から京都方面に旅する女性の通行に対して厳しいチェックが行われました。
新居関所は江戸時代は浜名湖に面していて、「今切の渡し」の渡船場と繋がっていたそうです。 明治時代の埋め立て工事で町の中となってしまいましたが、渡船場の一部が復元されています。
関所には、改め女(別名を改め婆)がいて、関所を通る女性を取り調べました。 上の絵に見る改め婆は、若衆姿の男性(?)の股間をチェックしています。 改め婆の仕事は「出女」として、男装した女性を見分けることでしょうか? それなら、若い男性はかなりの頻度でチェックされたことでしょう。 それとも、女装した男性を見分けることでしょうか? 大名の奥方やお姫様もチェックを受けたのでしょうか? 坂本龍馬や桂小五郎は? 謎は深まります (^_^ゞ。 新居宿では「紀伊国屋旅籠」も公開されており、庭には水琴窟がありました。
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