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◇追分宿 国道18号は軽井沢方面に向かう車で大渋滞でした。 南木佳士が生まれ育った群馬県の嬬恋村へは、中軽井沢から北上します。 その手前にある旧中山道の追分宿で、ちょっと散策をしてみました。 追分宿の小諸側には「分去れ(わかされ)の碑」があり、中山道と北国街道の分岐点となっています。
追分には多くの作家・文学者が暮らしましたが、中でも有名なのは堀辰雄でしょう。 彼が住み、そして49歳で肺結核のために死亡した家が「堀辰雄文学記念館」として残されています。 堀辰雄には「風立ちぬ」など、軽井沢を舞台とした多くの作品があります。 記念館には堀辰雄が「分去れの碑」の前で撮った写真もありました。
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