多摩紀行(8) 日野市 石田寺(土方歳三の墓)・日野宿本陣 2004年4月11日 |
日野市では「新撰組フェスタ in 日野」が開かれていて、高幡不動駅前から、20分おきにシャトルバスが出ています。 バスは浅川を超え、まずは土方歳三の墓がある石田寺(せきでんじ)。 この辺りは土方姓が多くて、「土方家の墓」がたくさんあります。 ちょっと探しにくいけれど、下の写真を参考にしてください。 最近墓石を新しくしたそうで、墓の前に有名な歳三の写真が置かれていました。 歳三は明治2年(1869年)5月11日、函館で死亡しました。 近藤勇と同じく35歳の生涯でした。 予め死を覚悟していた歳三は、5月5日に小姓の市村鉄之助に遺品(写真・毛髪)と辞世の歌を託し、故郷の日野へ送りました。
石田寺の近くに土方歳三資料館(歳三の生家)がありましたが、この日は閉館日。 この一年くらいは毎週開いてほしい、などとは勝手な御願いですね (^_^ゞ。 ◇ 新撰組フェスタ in 日野 「新撰組フェスタ in 日野」の万願寺メイン会場までは、けっこう遠かった。 NHK大河ドラマの写真や衣装など、まあ一度は見てもいいかな? ◇ 日野宿本陣跡 日野宿本陣の当主・佐藤彦五郎は、土方歳三の姉の夫であり、近藤勇とは義兄弟の間柄でした。 門を入った右側に天然理心流の道場があったそうです。 内部の解説は詳細なものであり興味深かったのですが、次の予定が押しているので途中で失礼しました。
◇ 八坂神社献額 安政の大獄が始まった安政5年、9月に天然理心流は八坂神社に額を献納しています。 この額は新撰組の本には必ず出てくるんですが、この日はちょうど公開日に当たっていました。 嶋崎勇(近藤勇)、沖田惣司などの名前が書かれていますが、思ったより小さいものでした。 華麗な装飾の社殿には絵馬が一枚だけ掛けられておりまして、NHK大河ドラマの土方歳三役、山本耕史さんの絵馬なんだそうです。
◇ 井上源三郎資料館 JR日野駅に近い「井上源三郎資料館」は、新撰組六番隊隊長・井上源三郎の生家です。 土蔵が資料館となっており、土方歳三の書状が目を引きました。 説明している人は「ひじかた」ではなく「しじかた」と言っており、土方歳三も自分のことを「しじかた」と言っていたのでしょうか。
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