秋田・青森 2004年8月14日(土) 5) 深浦・夕陽海岸 |
当然のことながら、西海岸は日本海に面しており、日本海に沈む夕陽を眺めることが出来ます。 深浦町は「夕陽海岸」として売り出しており、今日は夕陽の芸術写真を撮ることが目的です。 まずは千畳敷。
風合瀬(かそせ)にある「道の駅深浦・いか焼き村」は、海水浴客もあって大混雑。 一夜干しのいか焼きは大好きです (^_^) 。
遅い昼食は、「るるぶ」に載っていた弥生寿司。 特上を張り込んでみましたが、特別美味しいというわけでもありませんでした。
弥生寿司で勧められた円覚寺は坂上田村麻呂が建立したという歴史を持ち、宝物館には公開の安全を祈る北国船の絵馬や、嵐から助かった船乗りが納めたという髷の絵馬が面白かったですね。 と回っているうちに太陽がだんだん雲に隠れてきました。 夕陽の芸術写真はどうなるのでしょう? 日はまだ高いのですが、念のため岡崎夕陽展望台から写真を撮っておきます。
不老ふ死温泉は、露天風呂がガイドブックやトラベルミステリーによく出てきます。 鄙びた温泉かと予想していたのですが、コンクリート建ての大きい温泉で、こんな田舎なのにお客さんも多く、驚きました。 日本海に面した露天風呂は、もっと大きい風呂だと思っていました。 なんだかポツンと寂しそう。 まあ、入浴すれば印象もまた違ったのでしょうが‥‥。 で、最後は「ウェスパ椿山」。 深浦版「ハウステンボス」でしょうか。 本家「ハウステンボス」のように破綻しないことを祈らずにはいられません。
この頃になると太陽は雲に隠れ、どこにあるのかも分かりません。 「何はともあれ日没時間までがんばってみよう」ということで、風合瀬の「いか焼き村」まで戻り、夕陽が出るのを祈ります。 ここには「大島」という、ちょっと格好いい岩があるんですよ。 しかし、夕陽が見える兆候はなく、カメラマンも帰り支度を始めます。 ところが日没時間を過ぎた時、突然海と空の間が明るくなってきました。 あわててカメラを三脚に付けます。 明るさはどんどん増し、空一面が真っ赤になりました。 絞りを変え、露出を変えて、シャッターを押しまくります。 この光の饗宴も、5分くらいで徐々に暗くなってしまいましたが、自然の生んだ奇跡だったのでしょうか?
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