2005年1月2日(日) 九州三都紀行・長崎(14) : 医学伝習所跡・アルメイダの碑・長崎大学 |
◇ 医学伝習所跡 医学伝習所は1857年(安政4年)に設立され、28歳の若さで来日したオランダの軍医ポンペが指導に当たりました。 鳴滝塾がシーボルトの私塾であったのに対し、医学伝習所は日本で最初の西洋式医学校であり、松本良順、長与専斎を始めとする多くの医学生が講義を受けました。
◇ ルイス・デ・アルメイダの碑 春徳寺のそばに「ルイス・デ・アルメイダの碑」がありました。 ルイス・デ・アルメイダ(1525−1583年)はリスボンに生まれ、外科医としての免許を受けました。 彼は23歳にして東インドを中心に貿易商として活躍、膨大な資産を蓄えました。 1555年、平戸に上陸したアルメイダは戦乱の炎火につつまれ塗炭の苦しみにあえぐ貧しい人々を救おうと決意し、イエズス会士となりました。 彼は大分の大友宗麟に病院設立を出願し、自らの資産を提供しました。 宗麟も土地を与え、1557年、一般病人とハンセン病患者を別々に収容する府内(大分の旧名)病院が建てられました。 アルメイダは外科を受け持ち、日本で初めて西洋医術による手術を行いました。
◇ 浜の町 長崎の繁華街は浜の町でしょうか。 「芋屋」という店のお芋は美味しくて、名古屋まで持って帰りました。 「三八」という店の「ちゃんぽん」「皿うどん」は小さい牡蠣も入って、お勧めです。
◇ 長崎大学 路面電車で「長崎大学前」まで行って、今回の旅はタイムアップです。
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