2005年1月2日(日) 九州三都紀行・長崎(13) : 出島オランダ商館跡 |
◇ 出島オランダ商館跡 路面電車「出島」で降りると、目の前に出島があります。 出島は寛永13年(1636年)、ポルトガル人を一カ所に集めるために作られた扇形の人工島で、ポルトガル船の来航を禁じてからは、1641年に平戸のオランダ商館をここに移しました。 出島の大きさは東西210m、南北60m、4000坪で、カピタン以下10数人のオランダ商館員、使用人も合わせて30人程度が住んでいたということです。 明治時代以後埋め立てによって島の形は失われましたが、19世紀初頭の出島再現を目指して整備が進んでいます。 復元された建物は資料などが展示されていました。 当然のことながら、来日したシーボルトはこの出島に住みました。
◇ フレンドシップ・メモリー 昭和45年の大阪万博にポルトガル政府が出品した彫刻。 日本とポルトガルとの交流に尽くした、フランシスコ・ザヴィエル、ジョルジュ・アルヴァレス、ジョアン・ロドリゲス、ルイス・デ・フロイス、ヴェンセスラウ・デ・モラエス、ルイス・デ・アルメイダ、6人の横顔がレリーフになっていました。 |