木曽義仲紀行(3) 巴淵 & 宮ノ越宿
05年5月1日(日)

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◇ 巴淵(ともえぶち)

 旗挙八幡宮から巴淵までは遠かった。
 木曽川にかかる葵橋を渡ると小公園があり、桜とシバザクラがきれいでした。

 巴淵は木曽川が山吹山の麓を曲流し深い淵となった部分で、案内板によれば水流が巴を作って渦巻いていたとのことです。
 伝説ではこの淵にすむ龍神が巴御前として生まれ変わり、義仲の生涯を守り続けたといわれています。

 葵橋 木曽川 
桜とシバザクラ 桜とシバザクラ
巴淵と中央線 巴淵


◇ 宮ノ越宿

 駅の近くの旧中山道を南(木曽福島方面)に歩くと、宮ノ越宿の中心部になります。
 しかし町中に人通りはなく、いかにも寂れてしまっています。
 そもそも木曽谷の平地の幅は狭く、2〜300メートルしかありません。
 主要産業である林業が衰退していく中で、この町の立て直しは難しいと考えざるを得ません。

 本陣跡の立て札によれば「江戸より六十六里三十五丁、京へ六十八里二十二丁」とのことで、宮ノ越宿はちょうど中山道の中央に当たります。
 宮ノ越宿は4町34間(450m)ほどの長さでしたが、明治16年の大火のため江戸時代の建物は残っていません。
 街道沿いの家々には、表札の隣に江戸時代の宿屋(おそらく)の名前がかかっていました。

宮ノ越宿本陣 宮ノ越宿本陣
宮ノ越宿 宮ノ越宿

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