『須磨・一ノ谷紀行』 05年6月19日(日)
3) 須磨浦公園 ・ 一ノ谷

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◇ 須磨浦公園

 舞子駅で山陽電鉄に乗り換えまして、須磨浦公園駅で下車。
 この駅にはロープウェイ乗り場がありまして、六甲連山の鉢伏山上へ。

山陽電鉄須磨浦公園駅 ロープウェイ
須磨浦公園駅 駅は海岸のそば


 高度が上がるとロープウェイ右手に神戸の町が開けてきます。
 このあたりの海岸線全体が、源氏と平家の最初の戦い「一ノ谷合戦」の舞台となったのでしょう。

 源義経が華々しく歴史に登場したのが、寿永3(1184)年2月7日早朝に決行した「鵯越の逆落とし」でした。
 平家軍一の谷城戸口の大将は、清盛の弟の平薩摩守忠度。
 ロープウェイの下に見える山が、義経が駆け下りた「鵯越」でしょうか。
 
このあたりが「鵯越」か? 神戸・一ノ谷合戦の舞台


 途中から「カーレーター」なる乗り物に乗り換えまして、なおも上に進みます。
 この「カーレーター」はガタゴトと、実に乗り心地が悪かった。

 「山上遊園」からは西に明石海峡大橋、東の海には神戸空港まで見晴らすことが出来ました。

カーレーター 海の中に神戸空港
明石海峡大橋 山上遊園・リフト


◇ 敦盛塚

 須磨公園駅から西へ100Mほど行ったところに「敦盛塚」があります。
 敦盛は清盛の弟・経盛の三男で、17歳の若さで熊谷直実に討たれたました。

 このあたりが「一ノ谷合戦」の西の端になるようです。

敦盛塚 意外に大きい
 
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