前へ 諏訪湖の目次へ きまぐれ日本紀行05 ホームページへ 次へ |
◇ 「綿の湯」の石碑 下諏訪は古くから諏訪大社の門前町として栄えました。 江戸時代には中山道29番目、そして甲州道中の終点宿となり、また中山道では唯一温泉の湧く宿場としても知られ、大いに賑わいました。 中山道と甲州道中の合流点は駐車場となっていて、下諏訪温泉発祥の地ともいわれる「綿の湯」の石碑が建っています。 壁面には江戸時代の温泉場の様子がタイル貼りされていました。
◇ 下諏訪宿本陣・岩波家 玄関に当時使われた大名の関札が並べられています。 尾張の殿様は東海道を使ったものだと思っていましたから、「尾張大納言」の関札は意外でした。 本陣には第14代将軍家茂に嫁いだ皇女和宮が休まれた上段の間がそのまま残されています。 庭園は中山道随一の名園とされています。
◇ 下諏訪町歴史民俗資料館 旧中山道と甲州街道の合流点近くにあり、江戸時代の宿場民家を保存しています。 内部には街道や宿場の貴重な資料を展示しています。 中でも赤報隊の展示が充実していました。 下諏訪郊外で「にせ官軍」として処刑された相楽総三の墓は相楽塚として残されています。
|