旭川・札幌紀行(2) 旭川医科大学 & 北鎮記念館 2006年10月8日(日) |
旭山動物園観光を終わって、タクシーで旭川医科大学に移動します。 旭川医大については特に書くこともありません。
続きましては、北鎮記念館。 旭川駅からタクシーで石狩川を越えます。 石狩川は数日来の大雨で、不気味に増水していました。
北鎮記念館は陸上自衛隊旭川駐屯地内にあります。 看板には「お気軽にお訪ね下さい」と書かれているのに、門哨の自衛官から行き先を確認され、事務所でタクシーの運転手さんまで書類に記入させられる厳戒ぶりです。
北鎮記念館には屯田兵から始まる北海道の開拓と防衛の歴史を物語る貴重な資料2,700点が展示されています。 日本の軍事史記念館では靖国神社の「遊就館」が有名ですが、この北鎮記念館もそれに劣るものではありません。 明治29年北海道防衛のため第七師団が新設されました。 第七師団は日露戦争において旅順要塞の死命を制する203高地を、多くの犠牲者を出しながら猛攻奪取し、「北鎮第七師団」として勇名をはせました。 満州事変では満州、シベリア、太平洋戦争ではガダルカナルにも派遣されたそうです。 有名人では「加藤隼戦闘隊」の軍神・加藤建夫少将。 彼は旭川近郊の屯田兵の出身だったそうです。
館内には大正時代の第七師団の模型があり、右手前が陸軍病院です。 陸軍病院の跡地には、国立道北病院が建っていました。
これで旭川観光を終え、特急ライラック号で札幌に移動します。
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