大学病院巡り 福岡・大分 (2)中津城と福沢諭吉 2007年12月30日(日) |
大分県に入り、中津市に到着した頃には雪が降ってきました。 本当に寒いです。 医学と歴史の街である中津には、一度行ってみたいものだと思っておりました。
まずはタクシーで中津城へ。 中津城は黒田如水(官兵衛)、細川忠興によって築城されました。 1717年(享保2年)からは奥平家が領主となり、明治維新により廃城となりました。 現在の天守閣は、昭和39年に建設されたものです。 藩祖奥平信昌は長篠合戦で長篠城を守り、その功により家康の娘亀姫を娶りました。 中津城内に信昌が長篠合戦に着用していた鎧が展示されていたのには、来て良かったと嬉しくなりました (^_^) 。 中津城は現在の所有者である奥平家によって3億円あまりで売りに出され、市が購入を検討しているそうです (@o@)。
第5代中津藩主奥平昌高はシーボルトとも交際のあった「蘭癖大名」の一人として知られ、中津に蘭学が栄えました。 中津藩では解体新書を翻訳した前野良沢など多くの医師が活躍し、市内にはいくつかの資料館もあるようでしたが、年末で休館となっていて残念でした。 まあ、いつものことですけれどね (^_^ゞ。
中津市で一番の有名人は1万円札の顔にもなっている福沢諭吉でしょう。 諭吉は3歳から21歳までの青少年期を中津で過ごしました。 福沢諭吉旧宅は年末にもかかわらず開館しておりまして、好感を持ちました (^_^) 。
駅前のアーケード商店街はひっそりとしていましたが、一軒だけ賑わっている、インパクトのあるお店がありました (^_^) 。
大分市に着いて、特急の中に眼鏡を忘れたことに気づきました。 眼鏡は安い店でも5万円以上するので、今回の旅行の費用より眼鏡代の方が高くなってしまいます。 経済的ショックと、眼鏡なしでは資料も読めず、憂鬱な夜を過ごしました (^_^; 。 |