山形 茂吉と芭蕉の旅 (4) 尾花沢 芭蕉清風記念館 2008年7月21日(日) |
今回の宿泊は、山形駅の上のホテル・メトロポリタン。 なにかと便利なホテルでした。 本日は尾花沢と大石田に、芭蕉と茂吉を訪ねます。 山形以北は山形新幹線の本数が少なく、9:07の「つばさ101号」で山形発、9:37大石田着。
まずは尾花沢にある「芭蕉・清風歴史資料館」。 尾花沢へ行くバスは本数が少なく、必然的にタクシーを利用することになります。 タクシー料金が心配でしたが尾花沢は大石田の隣町で、「芭蕉・清風歴史資料館」まで1440円でしたので、これから行かれる方は参考にして下さい。
元禄2年3月27日(新暦1689年5月16日)に江戸深川の採荼庵を出発した芭蕉と曽良は、元禄2年5月17日(新暦7月3日)〜27日の10日間を尾花沢で過ごしています。 尾花沢では紅花商人として財をなした鈴木清風が芭蕉を歓待しました。 芭蕉・清風歴史資料館は尾花沢に残された江戸時代の商家を、鈴木清風邸跡のとなりに移築したものだそうで、清風の家ではありませんでした。 清風の家の跡には案内板が建てられていました。
芭蕉らは尾花沢での10日のうち、7日を清風邸から500メートルほど離れた養泉寺に宿泊しました。 今の養泉寺は芭蕉時代の建物ではありませんが、町はずれに位置し、芭蕉達が見たであろう水田風景が目の前に広がっています。 晴れた日にはここから月山などの山も近くに見えるそうですが、今回の旅行は天候に恵まれず、無念でした。
|