結城神社「しだれ梅まつり」(三重県津市) 2009年3月8日(日)

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 結城神社の「しだれ梅まつり」に行ってきました。
 
JR津駅 藤堂高虎公入府四百年記念

 
 津駅から結城神社までは路線バスが多く、所要時間は20分くらいかな。
 心配していた道路の渋滞はありませんでした。

結城神社 「しだれ梅まつり」のステージ


 梅園入口近くに「結城宗廣卿墳墓」がありまして、ちょっと調べてみました。

 結城宗廣は陸奥白河の城主。
 元弘三年(1333年)後醍醐天皇の綸旨を奉じ、新田義貞らと建武の中興を果たしました。

 その功績を賞せられ領地に戻りましたが、足利尊氏の反逆が起こり、北畠顕家と共に兵を率いて上京。
 しかし遠州灘で暴風雨に阻まれ、船は津の浜に打ち寄せられ、延元三年(1338年)十月五日にこの地で亡くなりました。
 享年七十三才と言われています。

 文政七年(1824年)、宗廣の忠節を慕う津藩主藤堂高兌により社殿が建立され、墳墓が整備されました。
 元禄5年(1692年)に水戸光圀によって建てられた湊川神社の「嗚呼忠臣楠子之墓」のような経過でしょうか。
 
祭神 結城宗廣卿墳墓 結城神君之墓


 梅園の中は実に素晴らしいしだれ梅が満開です。
 写真を載せておきましょう。

梅園入口  
   


 
 
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