高知の旅 4)高知城 2009年5月4日(月・祝) |
山内神社近くに高知県立県民文化ホールがあり、今夜ブラスバンドの演奏会があることを確認。
関ヶ原戦の戦いの功績により徳川家康から土佐20万石を拝領した山内一豊は、まず長宗我部氏の居城であった浦戸城(桂浜の近く)に居城しました。 そして、慶長6年(1601年)に大高坂山に新城の築城工事を始め、慶長8年(1603年)入城しました。 享保12年(1727年)には城下の大火で城郭のほとんどを焼失しましたが、宝暦3年(1753年)までに創建当時の姿のまま再建されました。 その後は、明治政府による全国的な廃城の危機や、太平洋戦争の戦火を乗り越え、江戸時代の姿をそのまま残しています。 現在、江戸時代の天守閣が残っているお城は、弘前城 松本城 犬山城 丸岡城 彦根城 姫路城 松江城 備中松山城 丸亀城 高知城 伊予松山城 宇和島城 の12城で、「現存十二天守」と呼ばれているそうです。
お城の近くに高知県立文学館があり、この地方ゆかりの文学者の展示がされていました。 特に宮尾登美子さんについての展示が詳しかったでしょうか。 また、寺田寅彦記念室がありました。 この地はかつては一豊、見性院らを祭神とする藤並神社であり、その前は野中兼山邸だったそうです。
高知城の近くに「山内容堂誕生之地」、「武市瑞山先生殉節之地」の碑が立っていました。
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