愛媛の旅 3)今治城/藤堂高虎 09年5月5日(火・祝) |
僕は戦国時代の武将である藤堂高虎の足跡を追っていて、本日は今治城です。 高虎は関ヶ原合戦の貢献により、慶長5年(1600年)に伊予宇和島(8万石)から伊予国府20万石に加増移封されました。 国府城は手狭であったため高虎はひなびた漁村であった今治に築城を始め、慶長9年(1604年)9月に今治城が完成しました。 高虎は築城の名手として知られ、三重の堀に海水を引き入れ海から直接船で城に入れるようにした今治城は、日本三大水城の一つに数えられています。 いまの天守閣は昭和55年10月に再建されたものですが、満々と水をたたえるお堀に映るその姿は、本当に美しいものでした。
お堀を渡って正門を入ると、天守閣前の広場に藤堂高虎の騎馬像が建っていました。 高虎最後の領地であった三重県津市は、高虎を大河ドラマの主人公にするよう運動しているそうです。 2008年1月から中日新聞では歴史小説の大家安部龍太郎氏による、藤堂高虎を主人公にした小説「下天を謀る」が連載されていました。 高虎が大河ドラマの主人公になる日もそう遠いことではないでしょう。 直江兼続なんかより、ずっと大物なんですから (^_^ゞ。
天守閣からの眺めがまた素晴らしかった。 水蒸気(?)に煙る瀬戸内海。 反対方向には四国の山並みが見渡せます。 今朝のホエールエクスプレス(高速バス)では霧の中だった石鎚山も見え、よくここまで晴れてくれたものです (^_^) 。
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