『東京骨灰紀行』を巡る 09年12月27日(日) 旧中津藩中屋敷(1) 聖路加病院 |
僕はオペラも好きだけれどお墓も好きで (^_^; 、小沢信男さんの『東京骨灰紀行』(筑摩書房)は出版されてすぐに手に入れました。 興味深い話の連続ですぐに読んでしまったのですが、中でも『解体新書』に関係する部分はかねてから訪ねてみたいと思っていたところ。 2008年3月9日(日)に訪ねた聖路加病院が旧中津藩中屋敷の跡地に建っており、前野良沢や福沢諭吉が住んでいた、との記述には仰天しました。 「先達はあらまほしきもの」です。 あわてて、再度の聖路加病院探訪を行いました。 『東京骨灰紀行・つくづく築地』の項は、平成7年(1955年)3月20日(月)午前8時に起きた「オウム真理教・サリン事件」から始まります。 林泰男によってサリン袋が破られ、多くの重症患者が東京メトロ日比谷線の築地駅から聖路加病院へと搬送されたのでした。
日野原重明院長はこの日の外来をすべて中止し、被害者の無制限受け入れを命じたそうです。 2階のチャペルには、酸素吸入などの救急機器が壁の中に備えられており、多くの患者の治療が行われました。 以後は『東京骨灰紀行』(筑摩書房)を読んで下さいね (^_^) 。
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