北杜夫さんの散歩道/羽根木公園
2012年11月25日(日)

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 北杜夫さん(1927年5月1日〜2011年10月24日)や斎藤由香さんのエッセイを読んでいると、晩年の北さんはリハビリのために羽根木公園まで散歩をしておられたそうです。
 『マンボウ最後の家族旅行』には、亡くなる4日前の木曜日(10月20日)にも、北さんは奥様と羽根木公園まで散歩したと書かれています。
 その道を歩いてみました。

自宅近くのファミリーマートから 梅丘中の横を通る。
都知事選、衆院選は近い この信号を左に曲がると
左に梅丘中、正面に羽根木公園 梅丘中
この階段を上って イチョウの黄色が美しい
中村汀女の歌碑 羽根木公園は梅の名所


 2006年2月に羽根木公園を訪れたときは、たまたま「せたがや梅まつり」が開かれていたのでした。

 その時に訪れた小児精神科専門の都立梅ヶ丘病院の前身は、斎藤茂吉が院長をした青山脳病院でした。

 現在では都立梅ヶ丘病院は府中市に移転し、跡地では解体、整地工事が行われていました。
 『楡家の人びと』の舞台がこうして消えてしまったのは残念です。

小田急「梅ヶ丘駅」 梅ヶ丘駅前
病院は解体工事中 『楡家の人びと』の舞台が消えてしまった


 芦花公園駅に近い世田谷文学館では「齋藤茂吉と『楡家の人びと』展」が開かれており、斎藤茂吉や北杜夫、斉藤茂太ゆかりの品が展示されていました。

世田谷文学館 齋藤茂吉と『楡家の人びと』展


  『どくとるマンボウ航海記』や『楡家の人びと』の手稿など、ゆっくり見たかったのですが、《蝶々夫人》観劇のため八王子まで行かなくてはなりません。
 八王子って何処にあるのでしょう (^_^ゞ ?
 
 JRに乗り換えるつもりでしたが、芦花公園駅から京成線で京成八王子駅まで行けることが分かって助かりました。
 首都圏の交通は難しいです。
 
 
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