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大須オペラ開幕を明日に控えた大須界隈を散策してきました。 ◇ 大須観音 大須観音は14世紀、後醍醐天皇の勅願によって、大須郷(岐阜県羽島市)に建てられました。 しかし戦乱や洪水により荒廃したため、1612年名古屋開府のとき、徳川家康によって現在地に移されました。 太平洋戦争で再び荒廃しましたが、現在ではかつての活気を取り戻しています。 ◇大正琴の碑 境内に「大正琴の碑」が建っていました。 大正初期に大須の森田吾郎が日本と西洋音楽の音階を同時に出すために二弦琴にピアノキーを応用して作ったのが大正琴です。 後に三弦に改良され、全国的に広まりました。 毎年9月9日には大須観音境内で大正琴大祭がおこなわれるそうです。
◇大須演芸場 大須オペラのホームグラウンド大須演芸場は、例年通り風車のネオンもついて、準備は着々と整っているようです。 かつて古今亭志ん朝やみやこ蝶々が出演した大須演芸場も、普段の寄席は一桁の観客のこともあるそうです。 しかし、夏の大須オペラ、冬の師走歌舞伎の時には、連日満席が続くんですね。
◇万松寺(ばんしょうじ) 万松寺は織田信長の父信秀によって建てられ、信秀の墓所となっています。 この寺で信秀の葬儀が行われたとき、信長が抹香を仏前に投げつけ、「大うつけ」と呼ばれたことは有名です。 万松寺には、信長が『人間50年、下天のうちをくわぶれば、夢幻の如くなり』と幸若の「敦盛」を舞うからくり人形があります。
◇白雪稲荷のからくり 最近万松寺の向かいに建った「万松寺パーキング2ビル」にもからくり人形がありまして、万松寺白雪稲荷(はくせついなり)に江戸時代から伝わる甘酒屋の白狐伝説がモチーフとなっています。 これらのからくり人形は1時間毎に、交互に上演されるようです。 ◇ 大須商店街 「商店街活性化」の成功例として全国的に有名な大須商店街には、古い建物から最新のカフェまでが立ち並び、今日も混雑しておりました。 パソコンショップの電気街として有名ですが、もうじき中華街ビルも建つそうで、ますますの発展が期待されています。
◇メルハバ 万松寺近くのトルコ料理店「メルハバ」に、人気の「伸びるアイスクリーム」を食べに入りました。 お店には3人のトルコ人(?)が働いておりまして、お客さんもインターナショナル。 ヨーロッパでは小さな街にもケバブ屋さんがありまして、日本でも食べたいものだと思っておりましたが、こんなところにあったんですね。 写真を撮るためにアイスクリームを伸ばしてもらいましたが (^_^ゞ、美味しかったですよ。 壁に巨大な傘雲がかかった富士山の写真が掛かっていたので聞いてみたんですが、これは富士山ではなく、「ノアの箱船」で有名なアララト山(標高5,156m)なんだそうです (@o@) 。
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