大須オペラ 《ユートピア国株式会社》 千秋楽
2003年8月3日(土)7:00PM 大須演芸場
 
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◇ユートピア国株式会社・千秋楽(8/3)

 やっと梅雨も明け、今日の名古屋は暑い日でした。
 折しも「大須まつり」が行われており、開演前には「サンバ・パレード (^_^) 」、休憩時間には「盆踊り」を見ることが出来ました。
 終演後は「花火大会」を見ることが出来るはずだったんですが‥‥。

 オケピットの女性軍は髪に花やフルーツの髪飾り。
 これはコンマスの宗川くんが手配したそうで、自分でメンバーに「綺麗だよ」って声をかけて、オケも客席も大爆笑 (^_^) 。
 パーカッションの松原明仁くんが御約束の「歌舞伎の隈取り」、平林明美さんが「イブニングドレス」で現れれば、千秋楽のムードはますます盛り上がります。

 あらためて、オペレッタの最初から最後まで、隅々の一人一人にまで、ちゃんと振付が着いているのには感心しました。
 岩田さんの手抜きのない演出と、古川隆一さんの振付。
 歌って踊り続けるメンバーも大変です。

 日によって受ける場所が違うのは不思議です。
 前回は「王は法人なのだ!」という部分が受けていましたが、今日は分別ゴミの部分が今までで一番受けていました。
 家庭教師の「巨乳・爆乳・スイカップ (@o@) 」というセリフは、オケのメンバーも初めて聞いたそうです。

 千秋楽お約束のエンドレスのカーテンコールは十回近くあったでしょうか。
 メンバーが汗びっしょりでフラフラしてきたので「まあこの辺で許すとするか」という感じでしたね。
 横浜公演を御覧になる方は、拍手の方をよろしく (^_^) 。
 ということで、劇場を出たときは「大須まつり」の花火大会はとうに終わっていました。

 終演後は劇場前でブラブラと出演者が出てくるのを見ておりました。
 座長の原さんに声をかけていただいたので、真雪 さんから御指摘のあった爆弾大臣の衣装について聞いてみました。

 僕 「爆弾大臣の衣装は鳴神上人の衣装ですか?」
 原 「その通り。インターネットでそんな話題も出ているようだね」
 僕 「あっ、それは僕のページです」
 原 「おーい、間瀬くん、犯人を見つけたぞ!」
 間瀬「おれは結婚してもやめないぞ!」

 って、このHPのことが、団内で話題になっているようです (@o@) 。
 あまりいい加減なことはかけませんね。
 「京都の人ですか?」と聞かれましたので、楽々亭さんと混同されているようです。

 第二幕第一場に《パリの生活》を持ってきたのは、原作が会社の話ばかりで面白くないから。
 フィナーレは真雪 さん御指摘の通り、原作では「立憲君主制にしよう」という話になっていて、「自然を大事にしよう」という今回のストーリーは創作だそうです。
 まあ、それもぶち壊して、強引に《ミカド》に持っていってしまうんですけどね。

 そうそう、原さんが「初回の演目《ミカド》を再演してほしいという声が多い」と言っておられました。
 僕が大須オペラを見始めたのは第二回の《ベニスのゴンドラ乗り》からなので、《ミカド》の再演は望むところです。
 
 
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