わらび座ミュージカル 《銀河鉄道の夜》
06年3月15日(水)7:00PM

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 本日の観劇は わらび座ミュージカル《銀河鉄道の夜》。
 オペラやミュージカルと書かれたものは出来るだけ行くようにしています。
 名古屋では公演自体が少ないですからね (^_^;。

 会場の名古屋市民会館中ホールのロビーは岩手観光案内所になっていました (@o@)。
 特に宮沢賢治ゆかりの花巻のものが多く展示販売されていました。

   わらび座ミュージカル 《銀河鉄道の夜》
      06年3月15日(水)7:00PM
       名古屋市民会館中ホール

  原作:宮沢賢治 脚本:市川森一 演出:中村哮夫
  音楽:甲斐正人 美術・衣装:朝倉 摂

 ジョバンニ:窪寺 杏  カムパネルラ:碓井涼子
 ジョパンニの母:黒田ふみ  先生・学者:渡辺 哲  鳥捕り:荒川 洋
 灯台守・博士・カムパネルラの父:中山 城治  家庭教師:平野 進一
 かおる子・ザネリ:若松 ゆえ  車掌:渡部 徹  渡り鳥の信号手:森下彰夫
 牛乳屋:宮本 昌明  カトウ:小林 涼子  群衆:村田 恵

 制作スタッフはいずれも日本の第一線級の強力な顔ぶれ。

 ストーリーの展開は、タイタニック号の犠牲者となったのが幼い姉弟から若い女性に変えられた以外は小説どおり。
 って、ミュージカルを見てから、あわてて本を買ったんだけれどね (^_^ゞ。

 、病気の母親と暮らしているいじめられっ子のジョバンニは、ケンタウルス祭の夜、優しい友人カムパネルラと銀河鉄道に乗り、旅に立つ。
 宮沢賢治の夢にあふれた幻想的な場面が繰り広げられ、そして‥‥

 まず、甲斐正人さんの音楽が素晴らしい。
 ちょっとジャポネスクが入ったレミゼ風と言えばいいのかな?

 朝倉摂さんのアイディアになるであろう舞台は、人力で動かす回り舞台。
 簡素な舞台でありながら、銀河鉄道の運行に合わせた場面転換もスムーズ。

 わらび座は1951年2月創立。
 秋田県田沢湖町を拠点として、5つの公演グループで年間1000回以上の全国公演を行なっている。

 キャストのレベルも高く、皆が役に成り切っている。
 ジョバンニはいかにも子供らしく、カムパネルラはちょっと美人で気に入った (^_^;。

 この後、全国公演が予定されているので、ぜひ一見をお薦めしたいミュージカルです。
 
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