藤原歌劇団 《ランスへの旅》
2006年10月21日(土)3:00PM
東京文化会館

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   藤原歌劇団 《ランスへの旅》
 2006年10月21日(土)3:00PM
      東京文化会館

   指揮:アルベルト・ゼッダ
   演出:エミリオ・サージ

   コリンナ:砂川 涼子
   メリベーア侯爵夫人:鳥木 弥生
   フォルヴィル伯爵夫人:光岡 暁恵
   コルテーゼ夫人:野田 ヒロ子
   騎士ベルフィオール:ドミニク・モラレス
   リーベンスコフ伯爵:五郎部 俊朗
   シドニー卿:田島 達也
   ドン・プロフォンド:柴山 昌宣
   トロンボノク男爵:森口 賢二
   ドン・アルバロ:谷 友博
   ドン・プルデンツィオ:東原 貞彦
   ドン・ルイジーノ:宗像 誠哉
   デリア:佐藤 亜希子
   マッダレーナ:松浦 麗
   モデスティーナ:但馬 由香
   ゼフィリーノ:所谷 直生
   アントーニオ:清水 良一
   ジェルソミーノ:青柳 明
   管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団



 新国王シャルル10世がランス大聖堂であげる戴冠式を見るため、フランス東部の温泉地プロンビエールの温泉付き保養旅館『黄金の百合館』には、ヨーロッパ各地から紳士淑女が集まっている。
 しかし、ランスへ出かける馬車の手配が付かず、彼等は新しく開かれることが決まったパリの戴冠式に出かける。

 予習もなしの初見ですが、まずロッシーニの音楽が魅力的。
 曲芸的な曲が多く、キャストの方々は大変だったでしょう。

 指揮者のアルベルト・ゼッダはロッシーニの生地ペーザロで開かれるペーザロ・オペラ・フェスティバルの芸術監督だそうで、いかにもロッシーニらしい生き生きとした演奏で、大変気に入りました。
 
 エミリオ・サージの演出は、舞台に白い椅子が並んだだけのシンプルな装置。
 そこに白い服を着た人々が入ってくるので、「また精神病院が舞台か」と思ったのですが、そうではありませんでした (^_^ゞ。

 プログラムを読むと、これはペーザロの海岸に並ぶパラソルやチェアらしい。
 しかし、全ての登場人物が白い服なので、誰が誰だか区別が付かず困りました。
 演技的にはまっとうなもので、ロッシーニの音楽を違和感なく楽しむことが出来ました。
 
 終演は午後6時前。
 まだ時間があったので、鈴本演芸場に寄ってみました。

 
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