びわ湖ホール 《海賊》
2006年10月29日(日)2:00PM

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 大津駅が新しくなっていたので、記念写真。
 今日は暑かったけれど、湖畔では紅葉が始まっているようでした。

大津駅 駅前から琵琶湖が見える
びわ湖ホール 少し紅葉が始まっている


 少し曇り空でしたが、パノラマ写真に挑戦。
 おかしな線が入ってしまうけれど、これを直す技術がありません (^_^ゞ。



 びわ湖ホールは、芸術監督である若杉弘さんの指揮により、開館以来、ヴェルディ作曲の日本初演シリーズとして、《ドン・カルロ全5幕版》、《群盗》、《ジャンヌ・ダルク》、《アッティラ》、《エルナーニ》、《シチリアの夕べの祈り》、《十字軍のロンバルディア人》、《スティフェリオ》の8作品を上演してきました。

 若杉さんの退任により、ヴェルディ初演シリーズは今回が最後となります。
 僕は全作品を見させていただきましたが、貴重なオペラ体験をさせていただき、感謝しております。

入り口に並べられたポスター  
  賞状とトロフィー


      びわ湖ホール 《海賊》
    2006年10月29日(日)2:00PM

     指揮:若杉 弘  演出:鈴木啓介

    コッラード(海賊の首領):福井敬
  メドーラ(コッラードの恋人):大岩千穂
 グルナーラ(セイドが愛する女奴隷):佐藤ひさら
    セイド(トルコの太守):直野資

    東京オペラシンガーズ
    びわ湖ホール声楽アンサンブル
    京都市交管楽団

 エーゲ海の海賊の首領コッラードはトルコの太守セイドのハーレムに囚われていたグルナーラを連れて島に帰ってくるが、彼が死んだと思いこんだ恋人メドーラは既に毒を飲んでおり、彼の腕の中で息を引き取る。
 コッラードは悲しみのあまり断崖から海に身を投げ、グルナーラは絶望して倒れる。

 分かった (^_^ゞ ?

 ヴェルディ12作目のオペラで、原作はバイロンの叙事詩だが、いつも通りの荒唐無稽なストーリーに、いつも通りの美しく歯切れの良いヴェルディの音楽。
 そして、いつも通りの東京オペラシンガーズの男声合唱の迫力。

 キャストでは福井さんを始めとする男声陣が良かったですね。
 蝶々さんで感心した佐藤ひさらさんは、声量が少ないのが意外でした。

 舞台装置、衣装は「ヴェルディ初演シリーズ」の最後にふさわしい豪華なものでした。
 特に千秋楽のイベントはありませんでした。

 来年以降は、新芸術監督の沼尻竜典さんの指揮で、次の公演が予告されていました。

 ツェムリンスキー作曲 《こびと(王女様の誕生日》
 2007年11月25日(日) 演出:加藤 直

 R.シュトラウス作曲 《ばらの騎士》
 2008年2月2日(土)、3日(日) 演出:アンドレアス・ホモキ

 沼尻さんは良い指揮者だと思うけれど、加藤直とホモキは嫌いなんだな。
 困った (^_^; 。


 休憩時間のロビーに怪しげな一団がいて、よくよく見れば羽田元首相。
 元首相にはSPが付くようです。

休憩時間のロビーに 羽田元首相夫妻とSP
 
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