劇団四季 《エビータ》 新名古屋ミュージカル劇場
2007年1月10日(水)6:00PM

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   劇団四季 《エビータ》 新名古屋ミュージカル劇場
        2007年1月10日(水)6:00PM

     エビータ:井上智恵      チェ:芝 清道
     ペロン:佐野正幸   マガルディ:渋谷智也
     ミストレス:苫田亜沙子

 A L ウェッバーが28歳の時に、作詞家ティム・ライスと組んで作曲したミュージカル。

 アルゼンチン大統領夫人として権勢をふるいながら、病のため33歳で死亡したエヴァ・ペロンの物語。
 マドンナ主演で映画化されました。

 これは最初から最後まで、エヴァ・ペロンの生涯を説明するミュージカルで、歴史の授業を受けているみたい。
 人間的なドラマに乏しく、あまり楽しくはありませんでした。

 ロンドンのCDを聴きながらこのレポートを書いていますが、歌詞の意味が分からない方が、ウェッバーの美しい曲を楽しめる感じがします (^_^ゞ。

 キャストはいずれも実力者揃いですが、コーラスを含め全員が声を張り上げ、900席という小さな劇場にはスピーカーの音が大きすぎたでしょうか。

 新演出の舞台装置は今までの舞台と較べて、回り舞台やセリを使った実に立派なものでしたが、これほど複雑に動かさなくてもいいのでは、と思うところもありました。

 僕は2000年5月2日にライプツィッヒで《エヴィータ》を見るという珍しい経験をしています。
 この日はツヴィッカウ(シューマン生誕の地)でもこのミュージカルが上演されていたようで、ドイツでは人気のある演目なのでしょうか?

 
 
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