ロビーに人影はないのでゆっくりドライリンデン劇場の写真を撮って、チケット売り場で聞いたところ『37マルク!』ということでチケットが買えてしまった
(^_^) 。
で、『早く早く!』というんだな。
劇場に入ってアッとびっくり。
場内はぎっしりと人で埋まっている (@o@) 。
開演は7:30だったのね (^_^ゞ。
階段状になった劇場だが、椅子はパイプ椅子。
僕の席は前から5列目の右端。
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ドライリンデン劇場 |
チケット・入場時に破られた |
と、舞台に普段着の女性が現れ、何事か説明を始めた。
そうしたら、観客がぞろぞろとロビーに移動し始めたのね (@o@) 。
隣にいた二人組の男性(トルシエとリトバルスキーに似ていた (^_^;)に聞いたところ、ギター奏者が交通事情で来ていないんだそうだ
(@o@) 。
ということで、結局開演は8PMになってしまったわけだ (^_^) 。
ロビーの掲示によればこの公演はライプツィッヒ・オパーの公演。
ライプツィッヒ・オパーはライプツィッヒ歌劇場とドライリンデン劇場とを交互に使って、上演をしているわけだ。
入場料は最高で37マルク。1マルク50円で計算して 2000円弱。
これは安い (@o@) 。
《エヴィータ》2000年5月2日(火)8:00PM
ライプツィッヒ・ドライリンデン劇場
作曲:アンドリュー・ロイド=ウェッバー
演出:ゲルハルト・プラティール
エヴィータ:ペトラ・コンスタンツァ
チェ:マルクス・リスケ
ペロン:カール・ツィゴウスキ
舞台装置は簡素な大道具に、照明と映像で変化を付けたもの。
キャストではチェ(軍服姿)のマルクス・リスケが圧倒的に素晴らしい。
長身、筋肉質で、その輝かしい歌声は最後まで衰えることなく場内を圧倒した。
今後が注目されるミュージカルスターだ。
エヴィータ役のペトラ・コンスタンツァもいいんだが、高い声になるとオペラ調になってしまうのが難点。
その外のキャストも脇役まで充実したもので、さすがオペラの国だと思った。
この日はチェコに近いツヴィッカウ(シューマン生誕の地)でも《エヴィータ》が上演されていたようだが、ドイツでは人気のある演目なのだろうか?
僕にはロイド=ウェッバーの他の作品に較べると、少し魅力に乏しいように思われるんだが。
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