オペラの魅力 Vol.10 《運命の力》 2008年3月16日(日)4:00PM しらかわホール |
オペラの魅力 Vol.10 2008年3月16日(日)4:00PM しらかわホール 構成・演出:岡本茂朗 ピアノ:石山英明 合唱:エウロ・リリカ合唱団 ◇第一部 『ヴェルディ・ガラコンサート』 杉山和代(Sop)、飯森加奈(Ms) 高田一早枝(Sop)、 工 幸嗣(Ten)、伊藤貴之 ◇第二部 ヴェルディ作曲 オペラ 《運命の力》 ハイライト ドンナ・レオノーラ:二宮咲子 (Sop) ドン・カルロ:岡本茂朗 (Br) ドン・アルヴァーロ:笛田博昭 (Ten) プレツィオジッラ:稲場薫 (Ms) グァルディアーノ神父:伊藤貴之 (Bs) 第二部《運命の力》はハイライトということだったんですが、これが間に休憩15分を挟む二部構成の長丁場。 《運命の力》の有名な聞かせどころは、ほぼ網羅しているのではないでしょうか。 舞台には何もなく、照明で場面を転換しています。 これが上手くいっておりまして、けっこう雰囲気が出ていました。 笛田博昭さんは12日の《道化師》の練習で声の調子が悪そうだったので心配していましたが、どうして絶好調で安心しました。 1週間で2つの新しいレパートリーに挑戦されるわけで、暗記するのも大変ではないかと思いました。 今日驚いたのはレオノーラ役の二宮咲子さん。 初めて見る方だと思いますが、素晴らしかった。 「神よ平和を与えたまえ」など、ぜひオーケストラの伴奏で聴かせていただきたいものです。 二宮さんは国立音大出身で、36回イタリア声楽コンコルソの決勝まで進まれたようです。 笛田さんと加藤利幸さんは06年、37回に入賞されたのでした。 オペラの魅力、次回のVol.11は、7月21日(月・祝)で、《エウゲニー・オネーギン》のハイライトだそうです。 |