キエフ・オペラ 《マノン・レスコー》全3幕
2008年11月1日(土)5:00PM 愛知県芸術劇場大ホール

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 僕が《マノン・レスコー》の実際の舞台を観るのは2回目。
 前回は1986年3月30日(日)のウィーン国立歌劇場来日公演で、もう20年以上経っているんですね (@o@)。
 指揮:シノーポリ、マノン:フレー二(演出:オットー・シェンク)という豪華なメンバーで、あのころがシノーポリの絶頂期だったでしょうか。


     名古屋クラシックフェスティヴァル
   キエフ・オペラ《マノン・レスコー》全3幕
    2008年11月1日(土)5:00PM
      愛知県芸術劇場大ホール

     指揮:ヴォロディミル・コジュハル
     演出:イタロ・ヌンツィアータ

   マノン・レスコー:テチヤナ・アニシモヴァ
   レスコー:ヘンナージィ・ヴァシェンコ
   デ・グリュー:ドミトロ・ポポウ
   ジエロンテ:セルヒィ・マヘラ

 東欧系のオペラ公演は値段がリーゾナブルだし、そもそも僕がキエフまで行くことはほぼ不可能でしょう。

 ということで、キエフとプッチーニはミスマッチかとも思いながらの観劇でしたが、これはなかなか素晴らしい公演でした。

 アニシモヴァとポポウという主役二人のドラマチックな歌唱が素晴らしい。
 二人ともウクライナ国立歌劇場のメンバーらしいんですが、世界には実力派の歌手がたくさんいるのだと実感しました。
 他のメンバーのレベルも高く、大いに満足しました。

 ヌンツィアータの演出、舞台は簡素なものですが奇をてらうこともなく必要にして十分。
 メットライブビューイング《マノン・レスコー》で見た豪華な舞台を思い出し、脳内補完をしておきました (^_^ゞ。

 またプッチーニの音楽が実に魅力的で、BGMにしようとCDをネット検索してみたのですが、発売されていないようでビックリしました。
 DVDは数枚あるんですけれどもね。
 
 
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