| 昨年１０月に見た映画『ブロードウェイ♪ブロードウェイ = コーラスラインにかける夢』は、２００６年にブロードウェイで再演された《コーラスライン》のオーディションのドキュメンタリーでした。 この映画が大変良くできた映画で、このようなハイレベルのメンバーが集まった《コーラスライン》をぜひ見てみたいと、北欧旅行で疲れた体に鞭打って 、Ｂｕｎｋａｍｕｒａ まで行ってきました。 「今日のキャスト表はありますか？」と会場係のお姉さんに聞いて案内されたキャスト掲示板は、来日メンバーの名前がズラーっと並べられているだけ。  誰がどの役なのか、まったく分かりません。 「本日は代役はございません」ということでしたが、あまり感心しない主催者（Ｂｕｎｋａｍｕｒａ？）かと思いました。 《コーラスライン》来日公演 ２００９年８月２３日（日）１：００ＰＭ Ｂｕｎｋａｍｕｒａ オーチャードホール 残念ながら、今回の公演は地方巡業のメンバーで、レベルはそれほど高いとは言えませんでした。 特にキャシーには失望しました。 映画で、ドナ・マケクニー（初演のキャシーにしてベネットの恋人 → 結婚 → 離婚）の「ＴＨＥ ＭＵＳＩＣ ＡＮＤ ＴＨＥ ＭＩＲＲＯＷ」を見てしまったからね。 こんなレベルの公演を見に東京まで来たのかと思うと空しくて、しばらく遠征意欲を失いました。 しかし《コーラスライン》は傑作です。 日本では劇団四季によって上演されていますが、劇団四季のレベルは高い。 特に、坂田加奈子さんのキャシーはお薦めです。
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