NHK交響楽団定期演奏会 セミョーン・ビシュコフ
2010年2月20日(土)3:00PM 愛知芸術劇場コンサートホール

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 昔から『N響アワー』見るたびに、どうしてこのオーケストラはいつもつまらなさそうに演奏するのか、不思議に思ったものです。
 ということで、今までの名古屋公演はパスしておりました。

 しかし、今回はパリ管弦楽団の元指揮者として名高いセミョーン・ビシュコフの指揮となれば、見逃すわけにはいきません。

    NHK交響楽団定期演奏会
    愛知県芸術劇場シリーズ
  2010年2月20日(土)3:00PM

   指 揮:セミョーン・ビシュコフ
   ピアノ:アレクセイ・ヴォロディン

 ラフマニノフ『ピアノ協奏曲第2番』
 チャイコフスキー:交響曲第4番

 ヴォロディンはサンクト・ペテルブルク生まれ、30代前半のピアニスト。

 ビシュコフとヴォロディンの作り出す音楽はゆったりとしたもので、一つ一つのフレーズを大事にするため、音楽の流れが淀んでしまいます。

 僕にとっては辻井伸行さんとスピヴァコフの演奏の方がずっと良かったですね。
 辻井さんの音は美しかった。
 ヴォロディンの音には魅力を感じませんでした。

 ピアニストによるアンコールがありまして、曲目はラフマニノフの『鐘』。
 バンクーバーオリンピック、浅田真央ちゃん(銀)のフリーの曲ですね。

 セミョーン・ビシュコフは1952年レニングラードの生まれで、イリア・ムーシンに学ぶ。

 休憩後のチャイコフスキーは、「第一楽章がつまらなかったらすぐに帰ろう」と臨んだのですが、はたしてつまらなかったので第一楽章で帰りました (^_^ゞ。
 
 
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