名古屋市文化振興事業団2010年企画公演
エメリッヒ・カールマン作曲 オペレッタ《チャルダッシュの女王》
2010年2月21日(日)4:00PM アートピアホール

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《チャルダッシュの女王》の題名は間違い
 
 
  名古屋市文化振興事業団2010年企画公演
 カールマン作曲 オペレッタ《チャルダッシュの女王》
     2010年2月21日(日)4:00PM
  名古屋市青少年文化センターアートピアホール

     指揮:齊藤一郎  演出:伊藤明子
     セントラル愛知管弦楽団

     シルヴァ・ヴァレスク:原田美織
     エドウィン・ロナルド:鏑木勇樹
     シュタージ:加藤恵利子
     ボーニ・カンチアヌ:市川太一
     フェリ・バーチ:松下雅人
     アンヒルテ:水野千春
     レオポルド・マリア:早川けい

 ブダペストの高級ナイトクラブの人気歌手シルヴァ・ヴァレスクと侯爵の息子のエドウィンは愛し合っているが、エドウィンの父親に「身分違い」として強い反対を受け‥‥。

 どうも、父親が現役侯爵の間は息子は侯爵には成れないみたい。
 (違っていたら教えて下さい。訂正します)

 3日間で5回の公演を、シングルキャストでするというハードスケジュールです。
 ちょうど同じ日程で、日本オペレッタ協会も東京で公演をしているはずです。

 シルヴァの原田美織さんは、主役としては初めて拝見する方。
 静岡大学教育学部出身で高校の英語の先生。
 京都大学出身の飯田みち代さんを思い出しました。

 かっちりとした芯のある声で、『踊りたい』の最高音(D?)にも果敢に挑戦していました。
 演技は後半の方が良かったかな。

 ボーニの市川太一さんは金沢工業大学出身の公務員。
 元応援団長だそうです。
 この人は芝居上手で、とても初舞台とは思えません。
 得がたい人材かも知れません。

 フェリ役の松下雅人さんは本物の歌手で、声が響いてセリフが聴き取れません。
 巨体なので、ウィーンフォルクスオパーのネーメットのように踊ったりは出来ませんね。

 齊藤一郎さんの指揮する音楽はオペレッタらしい景気の良いもので、また気に入りました (^_^) 。

 伊藤明子さん(黒テント系)の演出は、特徴はないけれども、ストレートに上手くまとめていたと思います。
 
 
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