名フィル 第368回定期演奏会「プラハ」
指揮:小林研一郎 スメタナ:連作交響詩『わが祖国』全曲
2010年4月17日(土)4:00PM 愛知県芸術劇場コンサートホール

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 名フィルの新年度の定期演奏会が始まりました。
 世界的な指揮者やソリストが登場した昨年度とは異なり、指揮者もソリストも日本人が多く、地味なシーズンになりました。

 今年の定期演奏会のテーマは『都市と音楽』。
 4月定期は『プラハ』で、小林研一郎指揮によるスメタナの連作交響詩『わが祖国』です。

  名古屋フィルハーモニー交響楽団
  第368回定期演奏会「プラハ」
  スメタナ:連作交響詩『わが祖国』全曲
  指揮:小林研一郎
  2010年4月17日(土)4:00PM
  愛知県芸術劇場コンサートホール

 小林さんと名フィルの『わが祖国』は、今までに何度も演奏してきた、ルーチン化している曲ではないでしょうか?

 そのような曲をシリーズ最初に持ってくるとは、気迫が足りないようで、残念です。

 しかし、会場はよく埋まっていました。
 コバケン人気でしょうか?

 ブダペストで乗ったタクシーの運転手は、「コバヤシ・ケンイチロウは、ハンガリーでとても人気がある」と言っていました。

 僕としては『モルダウ』『ボヘミアの森と草原から』などの知られた曲より、『ターボル』『ブラニーク』など知らない曲の方が面白く聴くことが出来ました。

 最後は盛大な盛り上がりで大喝采でしたが、ただ音が大きいだけのような印象も持ちました。

 2011年1月14日(金)には広上淳一指揮によるセントラル愛知交響楽団の定期演奏会で『わが祖国』が予定されており、聴き較べが楽しみです。 
 セントラル愛知交響楽団には『ヴァイオリン協奏曲』も付いています (^_^) 。

 コバケンさんも広上さんも、二人とも鼻息や唸り声が多いタイプですね (^_^; 。
 
 
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