『名古屋マーラー音楽祭』開幕 2001年1月16日(日)

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 本日は朝から雪が降っておりました。
 午前中は道に雪は無かったので安心していたのですが、いざ外へ出てビックリ。
 道路に雪が積もっているんです。
 翌日の新聞によれば9年ぶりの大雪で、積雪は11センチだったそうです。

 一瞬たじろぎましたが、どうしても行かなくてはなりません。
 今日から『名古屋マーラー音楽祭』が始まるのですから。
 
 マーラーの没後100年の2011年、名古屋では交響曲第10番の完成版も含んだマーラーの全交響曲を、愛知と三重のアマチュアオーケストラ10団体が1年半かけて演奏するという『名古屋マーラー音楽祭』が予定されています。

 音楽祭の中心となるのは、東海学園交響楽団OBで結成されたオストメール・フィルハーモニカー。
 音楽祭のために設立したNPO法人「名古屋音楽の友」の理事長を務めるのは東海高校の英語教師、西村尚登さん(58)。
 そして副理事長は同フィルのコンサートマスターを勤める海運会社役員、高橋広さん(39)。
 全12回公演のうち、第1回を含む4公演に登場する若手指揮者の角田鋼亮さん(30)は、東海学園交響楽団のOB。

 来年7月には井上道義さんの指揮で、700人を超えるアマチュア音楽家が、上演のまれな第8番「千人の交響曲」を演奏する予定。
 井上道義さんは西村理事長の成城学園の先輩だそうです。

 本日は4:00PMから開幕のセレモニーと、第1回目のオストメール・フィルハーモニカーの演奏会が行われました。
 セレモニーでは西村理事長の挨拶と、参加するオーケストラ各代表からの所信表明がありました。
 悪天候にもかかわらず、会場の愛知県芸術劇場コンサートホールには多くの観客が入り、『名古屋マーラー音楽祭』に対する期待を感じさせます。

 予定は以下の通りですが、世の中には驚くべきバイタリティを持った人がいるものです。
 すべてのコンサートに愛知県芸術劇場コンサートホールの日曜日を確保しているところも凄い。
 クジに強い人がいるのでしょうか (^_^) ?

 1)2011年1月16日(日)
 オストメール・フィルハーモニカー:さすらう若人の歌

 2)2011年2月27日(日)
 デア・フェルネ・クラング:交響曲第1番「巨人」

 3)2011年3月6日(日)
 新名古屋交響楽団:交響曲第2番「復活」

 4)2011年4月24日(日)
 名古屋ムジークフェライン管弦楽団:交響曲第3番

 5)2011年5月29日(日)
 アンサンブル・エネルジコ:交響曲第4番

 6)2011年6月5日(日)
 長久手フィルハーモニー管弦楽団:交響曲第5番

 7)2011年7月3日(日)
 名古屋市民管弦楽団:交響曲第6番「悲劇的」

 8)2011年9月4日(日)
 オルカ・フィルハーモニー管弦楽団:交響曲第7番「夜の歌」

 9)2011年10月9日(日)
 名古屋シュピールシンフォニカー:交響曲「大地の歌」

10)2011年11月27日(日)
 伊勢管弦楽団:交響曲第9番

11)2011年12月24日(土)
 オストメール・フィルハーモニカー:交響曲第10番

12)2012年7月15日(日)16日(月・祝)
 合同演奏会:交響曲第8番
 指揮:井上道義

 名古屋マーラー音楽祭のホームページは
 http://mahler.nagoyaongakunotomo.or.jp/
 問い合わせはクラシック名古屋(052・678・5310)へ。
 

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