セントラル愛知交響楽団 第111回定期演奏会
指揮:齊藤一郎 シューマン『春』
2011年3月18日(金)6:45PM しらかわホール

「REVIEW11」に戻る  ホームページへ  シューマン関連史跡
  
 
 セントラル愛知交響楽団 第111回定期演奏会
    〜口ずさむ歌のおのづと春めきぬ〜
     2011年3月18日(金)6:45PM
      三井住友海上しらかわホール

 シューマン:交響曲第4番ニ短調
 シューマン:ピアノ協奏曲イ短調
 シューマン:交響曲第1番変ロ長調「春」

 指 揮:齊藤一郎
 ピアノ:佐野 恵

 会場に到着したら「ただ今ピアノ協奏曲が始まりました」とのことで、休憩までロビーで待つことになってしまいました。
 
 シューマンのピアノ協奏曲は演奏したことがありますが、オーケストレーションが下手だと思いました。
 同じ事の繰り返しで、演奏していてうんざりしましたね。

 交響曲第1番を聴くのは初めてですが、齊藤さんの指揮はいつもながらスケールの大きいもので、「春」というよりはもっと偉大な音楽に聞こえました。

 散漫なシューマンのフレーズが、齊藤さんの指揮で意味を持ってきます。

 ティエリー・フィッシャーが去った名古屋で、齊藤さんの指揮する音楽をこれからも聴くことが出来るのは、不幸中の幸いです。

 ロビーに「公演中止のお知らせ」が貼られていました。
 東北・関東大震災と福島原発事故のため、3月21日にすみだトリフォニーホールで予定されていた「地方都市オーケストラ・フェスティバル2011」が中止となったそうです。
 予定されていたプログラムは以下の通り意欲的なものですが、果たしてチケットは売れていたのでしょうか?

 木下正道:「問いと炎Ⅱ」〜リコーダー・チェロ・オーケストラのための〜
 水野みか子:レオダマイア
 J.S.バッハ作曲、野平一郎編曲:ゴルトベルク変奏曲
 

「REVIEW11」に戻る  ホームページへ  シューマン関連史跡