藤原由紀乃ピアノ・リサイタル
2011年6月11日(土)6:30PM 電気文化会館

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  藤原由紀乃さんの名前はロン・ティボー・コンクールで第1位グランプリを受賞されたピアニストとして記憶に残っていましたが、調べてみると1986年、20歳の時だったということ。

 プログラムによれば2009年12月に出産されたそうで、しばらく活動を控えておられたようです。

 藤原由紀乃ピアノ・リサイタル
 2011年6月11日(土)6:30PM
 電気文化会館 ザ・コンサートホール

 J.S.バッハ:幻想曲とフーガ イ短調 BWV.944
 ベートーヴェン:ソナタ 第26番 変ホ長調「告別」
 ショパン:幻想ポロネーズ 変イ長調
   == 休憩 ==
 ラヴェル:夜のガスパール

 主催が日本ベアタ・ツィーグラー協会ということで、普段の演奏会とは会場の雰囲気が少し違うような気がしました。

 バランスの取れたプログラムで、安定したピアノを聴かせていただいたかと思います。

 『夜のガスパール』は『のだめカンタービレ』で、瀬川悠人くんがマラドーナ・ピアノ・コンクール第三次予選で弾いた曲。
 「彼は妖怪スカルボのようだね」というシャルル・オクレール先生の言葉が印象に残っています。
 「スカルボは妖精です!」と言われていましたね。

 アンコールはラヴェル、ショパン、バッハと5曲ありまして、一曲ずつ藤原さんから紹介がありました。

 『水のたわむれ』も『のだめカンタービレ』に出てきましたね (^_^) 。

 最後に演奏された『ゴルトベルク変奏曲』の「アリア」が一番気に入りました。
 この曲はCDが発売されているそうです。
 

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