セントラル愛知交響楽団第113回定期演奏会
~吊床の死神酩酊手に首(こうべ)~
松尾葉子 『サロメの悲劇』
 2011年6月24日(金)6:45PM 三井住友海上しらかわホール

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 セントラル愛知交響楽団第113回定期演奏会
 ~吊床の死神酩酊手に首(こうべ)~
 2011年6月24日(金)6:45PM
 三井住友海上しらかわホール

  指揮:松尾葉子
  サクソフォン:堀江裕介

  ジャック・イベール:
       室内管弦楽のためのディベルティメント
  アンリ・トマジ:サクソフォン協奏曲
  カミーユ・サン=サーンス:死の舞踏
  フローラン・シュミット:サロメの悲劇
 
 松尾葉子さんお得意のフランス音楽プログラムです。
 後半のサン・サーンスから聴きました。

 独奏ヴァイオリンが変則調弦で、AとEsの開放弦による不協和音で死神らしい雰囲気を表します。
 独奏ヴァイオリンは客演コンサートマスターの浅井万水美さん。

 インターネットで検索してみると、愛知県生まれ。
 東京藝術大学附属音楽高等学校から東京藝術大学音楽学部器楽科に進み、1990年同科を首席で卒業。
 東京ゾリステン、カンマーアカデミー与野、アンサンブル of トウキョウ、アンサンブル鴻巣ヴィルトォオーゾのメンバーとしても活動している。

 本日のメインのフローラン・シュミット『サロメの悲劇』は舞台いっぱいに楽器が並び、楽団の気合いも入った演目だったでしょう。
 しかしながら、難解な曲の上にプログラムの解説が内容に触れておらず、この曲が何を描写しているのかが分からない。
 「サロメ」ってあのサロメなんでしょうね?

 アンコールはサクソフォンの堀江さんも入って、『アルルの女』の「メヌエット」。
 独奏フルート(大西宣人さん?)はとても良いと思いました。
 

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