クーベリック・トリオ 石川静
2011年11月7日(土)7:00PM 宗次ホール

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 クーベリック・トリオ(KUBELIK TRIO)
 2011年11月7日(月)7:00PM 宗次ホール

 ヴァイオリン:石川静
 チェロ:カレル・フィアラ
 ピアノ:クヴィタ・ビリンスカ

 ヨゼフ・スーク:ピアノ三重奏曲ハ短調
 アントニン・ドヴォルザーク:ロンドト短調
 ベドジッフ・スメタナ:わが故郷から第1・2番
 アントニン・ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番ホ短調「ドゥムキー」

 プログラムによれば、名ヴァイオリニスト、ヤン・クーベリック(1880~1940)と、世界的指揮者ラファエル・クーベリック(1914~1996)を記念して1992年に設立。チェコの伝説的巨匠ラファエル・クーベリックが、その名を冠することを世界中で唯一認めた名門トリオである。

 プラハ音楽アカデミーで学んだメンバーにより1992年に結成され、本場ヨーロッパでも数少ない固定メンバーのトリオとして高く評価されている。

 石川静さんは東京生まれ。
 14歳でプラハの国際ラジオコンクール優勝。
 中学卒業の1970年からチェコ政府より奨学金を得てプラハ音楽アカデミーに留学。
 1972年にヴィニヤフスキ国際コンクール第2位を獲得し、世界的に注目される。
 プラハ在住。クーベリック・トリオには、1997年から参加。

 前半最後の「わが故郷から」から聴きました。
 『モルダウ』の編曲かと思っていたら、「わが祖国」と「わが故郷から」はまったく別の曲だそうで (^_^ゞ、ヴァイオリンとピアノの二重奏でした。

 スメタナは1874年、50歳で聴力を失いました。
 「わが祖国」は1879年に完成し、「わが故郷から」は1880年の作品だそうです。

 後半はピアノ三重奏曲「ドゥムキー」で、本場の演奏を聴かせていただきました。
 アンコールは別のピアノ三重奏曲からスケルツォでしたが、聴き映えのする作品でした。
 
 
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