チョ・ソンジン ピアノリサイタル またまた天才
2011年11月25日(金)7:00PM しらかわホール

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 2009年に浜松で行われた「浜松国際ピアノ コンクール」で最年少の15歳で優勝。
 今年行われたチャイコフスキー国際コンクールでも17歳ながら第3位に入賞したチョ・ソンジンのコンサートを、やっと聴くことが出来ました。

 ウィークデイですが、何とか第一部の途中からでも聴きたいとタクシーを張り込んだのですが、第一部はショパンの『バラード全曲』。
 3番が演奏されていたと思うのですが、途中入場は許されず、それならタクシー代はもったいなかったと落ち込みました (^_^; 。

 チョ・ソンジン ピアノリサイタル
 2011年11月25日(金)7:00PM

 ショパン:バラード全4曲
 リスト:ピアノ・ソナタロ短調

 今年はリストイヤーですか。
 リストにピアノソナタは1曲しかないそうで、これからもあちこちのコンサートでこの曲を聴くことになるのでしょうか (^_^; 。

 曲は締まりがない感じでよく分かりませんでしたが、チョ・ソンジンの演奏は素晴らしいものだと感服しました。

 弱い音はもう少し綺麗な方がよいかと思ったけれど、大きい音の迫力は申し分のないスケール。

 卓越した技量を持ち、素直な音楽性と集中力。
 これで17歳(ソウル芸術高校に在学中)とは驚くばかりです。

 またまた新しい天才の登場でしょうか。

 アンコールは「スケルツォ第2番」「愛の夢」「英雄ポロネーズ」と大曲の連続で、「バラード」を聴けなかった不満は大いに解消されました。

 この数日、名古屋では世界トップクラスのコンサートが続いています。
 こんな幸せなことがあって良いのかと喜んでいます (^_^) 。

 この日の深夜にBS放送で、キーシン独奏、アシュケナージ指揮、シドニー交響楽団によるショパン「ピアノ協奏曲第1番」が放映されまして、アンコールがまたまた「スケルツォ第2番」だったんですね (^_^) 。
  
 
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